◎ 免疫力を高める食事について、ヨガインストラクターの【Chie先生】に解説していただきました。
免疫力を高めるためには「腸内環境」が重要だと言われています。
免疫機能に関わる細胞の6割以上が腸内に存在するため、この腸内を健康に保つことが免疫UPには欠かせません!
腸内環境を整えるオススメの食べ物は納豆などの発酵食品
発酵食品は麹菌・乳酸菌といった微生物が食品の有機物を分解することで、その食品の旨味や栄養価が高められている食品のことです。
身近にある発酵食品
- 野菜・・・キムチ、糠漬け、ピクルスなど
- 乳製品・・・ヨーグルト、チーズ、サワークリームなど
- 豆類・・・納豆、醤油、味噌など
- 穀物・・・黒酢、ビール、日本酒など
- 肉/魚・・・鰹節(枯節)、くさや、生ハムなど
これらを積極的に取り入れることで、腸内環境が整うと言われています。
発酵食品はすでにある程度の有機物が分解されている状態なので、消化吸収がスムーズに進み腸に負担がかからずエネルギー消費も少なく済むのです♪
また、乳酸菌をはじめとする善玉菌が豊富に含まれているため、加齢やストレスなどで減少しがちな善玉菌を増やし、腸内バランスを保つ役割も果たします!
日本は世界有数の発酵大国
納豆や味噌など、日本には古くから発酵食品が身近にあります。
代々受け継がれてきた日本人の体の構造的にも、こうした身近にある食材が合うと言われていますね。
味にも慣れていて口にもあるので、ぜひ日々の食事に発酵食品は取り入れていきましょう。
プラントベースの食事と腸内環境改善効果
プラントベースとは、植物性料理と言われているもので、その名前の通り動物性のものではなく植物性のみの食事のことです。
同じく動物性の食事を排除したヴィーガンも有名ですが、プラントベースはより広義な意味を持っています。
ヴィーガンがどう生きるかの「生き方の選択」に対してプラントベースは何を食べるか「食の選択」として使われているようです!
プラントベースは腸活に効果的!
野菜や果物は腸内の善玉菌の餌となる食物繊維を多く含むため、プラントベースの食生活は腸内の善玉菌を活発にする働きがあります。
また、肉類を過剰に取る食生活では腸内の悪玉菌が増えると言われ、悪玉菌優位になると便秘や下痢などになりやすくなったり、免疫力も衰えて様々な病気の原因となると言われています。
ゆえに、こうした肉類を抑るプラントベースな食事に、前述した発酵食品も取り入れることで腸内環境はバッチリ整っていく理想的な食生活を送ることができますね。
脳にも良い!腸内環境を整えることで得られる効果
腸には大きく分けて善玉菌、悪玉菌、日和見菌といった細菌が存在していて、善玉2:悪玉1割:日和見7割という割合が良いバランスの腸内環境(腸内フローラ)と言われています。
この腸内環境を整えることで、便秘や肌荒れなどの様々な体の不調が改善される効果があります。
さらに、腸は「第二の脳」と言われているように、精神面での不調にも効果があったりもするのです!
幸せを感じたり、心の安定に欠かせないセロトニンというホルモンのほとんどが腸内で作られているので、腸活はうつ病などにも効果があると言われています。
腸内環境を整えて心身ともに健康な生活を!
プラントベースの食生活は世界的に広がりを見せていて、飲食の企業やお店も積極的に取り入れる動きも見られますので、意外とお手軽に試せます。
ここまでの話を参考に、腸内環境が整う健康的な食生活にぜひチャレンジしてみてください。
また今回の食に関する、さらに詳しいお話は「おうちレッスン秋の感謝祭」でご覧いただけますので、こちらもぜひ見てみてください!
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