フラダンスとタヒチアンダンスの違い

◎同じ南国の伝統的なダンスでもある「フラダンス」と「タヒチアンダンス」の違いについて!

フラダンスは旅行先としても人気のハワイの伝統舞踊ですし、映画「フラガール」なんかも一時期ブームになったりとかなりの知名度があり、タヒチアンダンスは「フラと似た様なダンス?」と思っている人も多いと思います。

ルーツが同じということもあり、もちろん似た部分もあるのですが、曲やダンスの雰囲気・目的など全然違う部分もあったりするんですよね✨違いを知ると結構面白いです♪

今回はこの似ているようで全然違う部分があったりもする、二つのダンスの特徴や違いを詳しくみていきたいと思います!

フラとタヒチアンダンス|起源の違い

フラの方が知名度があると思いますが、実はフラという踊りはタヒチアンダンスの「アパリマ」という種類のダンスがルーツです。(※諸説あります)

より長い歴史のあるタヒチアンダンスの起源は、紀元前5-10年ごろと言われています。

はるか昔にタヒチ島周辺に移り住んできたポリネシア人は文字を持たなかったため、文化や伝承、神に捧げる神聖な儀式として、普段の生活に根付いていた歌や音楽から「タヒチアンダンス」を生み出しました。

彼らの子孫がさらに各地に旅立ち、長い年月を経てハワイ諸島に辿り着きます。

ハワイの地で徐々に独自の変化も加わり、広まっていったのが「フラダンス」だと言われています。

ハワイとタヒチ。
同じ南国の島ということで結構近いのかなと思いきや地図で見るとかなり離れています!

ハワイ諸島とタヒチ島は4200km以上も距離が離れていて、この距離を近代的な乗り物のない時代に渡っていったのはすごいですね。

フラとタヒチアンダンス|踊りの違い

基本的な違いとしては以下なような踊りの特徴・違いがあります。

フラダンスの特徴

フラダンスは手を中心とした動き(ハンドモーション)で曲の意味やストーリーを表現することが特徴的です。タヒチと比べ基本的にはゆっくりなテンポの曲が中心のダンス。
イメージとしては優雅で華やか

タヒチアンダンスの特徴

タヒチアンダンスはフラよりもテンポが速く、打楽器を中心とした曲で踊ることが多く、そのリズムに合わせて腰を使って表現する事が特徴的なダンスです。
踊りのイメージは情熱的で力強い

また、それぞれのダンスにはさらに2つの種類があり、フラダンスは「アウアナ」「カヒコ」、タヒチアンダンスは「オテア」「アパリマ」に分かれています。

百聞は一見に如かずということで、まずはそれぞれのダンスを動画で見てみてください✨

フラとタヒチアンダンスの違いを動画で見てみる

アウアナ(Auana)


カヒコ(Kahiko)

オテア(Otea)


アパリマ(Aparima)


フラダンスの「アウアナ(Auana)」とは?を詳しくみてみる

◆ アウアナの衣装・・アロハシャツやムームーと呼ばれる華やかなドレスに色鮮やかな髪飾り・首飾りをつけることも多い。

アウアナは「新しいスタイル」といった意味があり「現代フラ」とも呼ばれている踊りです。

伝統や儀式的な意味合いが強かったフラも受け継がれるうちに、徐々にエンタメ要素も加わり誰もが楽しめる自由なスタイルになった感じですね♪

日本人がフラダンスと聞いて、多くの方がイメージするのがこのアウアナだと思います。

アウアナという言葉には「漂う」という意味もあり、優雅に基本的にゆったりとした曲のテンポに合わせたダンスになっています。

ウクレレやギター等で演奏される、ハワイアンなメロディに合わせて、ダンサーが歌をうたう場合も多い(アパリマ・ヒメネ)



フラダンスの「カヒコ(Kahiko)」とは?を詳しくみてみる

◆ カヒコの衣装・・神聖な儀式としてのダンスということで、華や植物などの自然由来で出来た衣装が多く、女性の化粧も控えめ。

カヒコという言葉には「原初の・はるか昔の」といった意味があります。

伝統的な型が守られているダンスであり、精霊や神様に捧げる神聖な踊りとして捉えられていて、アウアナの「現代フラ」に対してカヒコは「古典フラ」とも呼ばれています。

カヒコはイプやイリイリと呼ばれる打楽器に合わせてメレという詠唱が合わさり踊る、どこか儀式的な雰囲気のある曲で踊ります。

それゆえフラ上級者の踊りとも言われています。


タヒチアンダンスの「オテア(Otea)」とは?を詳しくみてみる

◆ オテアの衣装・・伝統的なモレと言われるスカートやパレオで膝したを露出するスタイル。腰の動きを強調するために葉っぱや羽で作られたヒップスカートやそれに合わせた派手目の頭飾り。

オテアは伝統的な打楽器(タヒチアンドラム)の力強いリズムに合わせて、腰を中心に物語を表現する踊りです。

元々は戦士の踊りとされていて、男たちによる戦闘的なダンスだったと言われていますが、今では男女ともに踊られていて、タヒチアンダンスの中心的な踊りです。

トエレと呼ばれる打楽器や太鼓を使い、歌やメロディーが無く打楽器のリズムに合わせて激し目に踊る。


タヒチアンダンスの「アパリマ(Aparima)」とは?を詳しくみてみる

◆ アパリマの衣装・・露出は控えめにエレガントなロングドレスや足首まであるパレオで踊る事が多い。頭飾りや首飾りも色鮮やかで比較的小さめのものが多い。

アパリマは「Apa」が「動き・表現」、「rima」が「手」という意味がありその名前の通り、タヒチアンダンスですが手の動きが多い踊りです。

激しい打楽器ではなく、ギターやウクレレといった弦楽器に歌がついた曲で踊ったりすることが特徴的。

一説ではこのアパリマがフラの起源になっていると言われています。

ウクレレやギターで演奏されるメロディに合わせて、ダンサーが歌をうたう場合も多い(アパリマ・ヒメネ)

フラとタヒチアンダンスどちらから始める?

ここまでフラダンスとタヒチアンダンスの違いや特徴を書いてきましたが、では自分に合っているダンスはどっちなんだろうと迷う方もいるかもしれません。

全くの初心者さんが始める場合、どちらが簡単でどちらが難しいといった差はあまりないので、曲やダンスの雰囲気でピンときた方を選んでも全然問題ないと思います✨

フラ・タヒチアンで共通のステップや動作もあり、両方教えている教室やスクールも珍しくないので、まずは気軽に始めてみて実際のダンスを体験してみることをお勧めします♪

おうちレッスンでもフラダンスもタヒチアンダンスも両方ほレッスンを受講可能ですのでお気軽にご参加ください!

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